もちもちとした幸せが広がる、上五島伝統の味。

もちもちとした幸せが広がる、上五島伝統の味。

新上五島町に根付く「かんころ餅」は、歴史と文化が共鳴し、数世代にわたり受け継がれてきました。
五島列島ならではの風土と共に、地元の人々の誇りが息づき、特別な和菓子として今もなお愛されています。

~伝統と共に歩んだかんころ餅~
「かんころ餅」の起源は古く、約200年前に五島列島にキリシタンと呼ばれた信仰者たちが移住しました。彼らは島の奥深くに集落を築き、急な山の斜面を活用し、段々畑でさつまいもを栽培しました。そのさつまいもを一年中食べられるよう薄切りにして、茹で、干し棚で乾燥させます。これが保存食「かんころ」の誕生です。

このかんころを餅、砂糖が混ざり合い、搗かれて、美味しい「かんころ餅」が生まれました。昔は冬の風物詩として各家庭で作られ、団らんの時間に欠かせないお菓子として親しまれてきました。



~独自の製法と丁寧な手仕事~
現在は、家庭で作るところが少なくなったかんころ餅ですが、町のお菓子屋さんや、お餅屋さんでは、かんころ餅のおいしさや文化を、たくさんの方へ伝え、現代に受け継いでいます。

伝統的な製法で作られるこの餅は、保存料や着色料を一切使わず、素材の味を大切にしている点も、健康志向の方々に支持されています。また見た目も美しく、黄金色に輝く餅の表面は食欲をそそります。手作りの温かみと、地元の愛情が感じられる逸品です。

かんころ餅の最大の特徴は、ほんのり甘い「かんころ」の風味。自然な甘みともちもちとした独特の食感が、老若男女を問わず多くの人々に愛される理由です。風味豊かで優雅な味わいを生み出しています。



~かんころ餅でひとときの幸せを~
かんころ餅を最も美味しく味わう方法は、軽く焼いて外側をカリッとさせることです。焼きたての熱々の状態で、かんころの香ばしさと甘み、餅のもちもち感が引き立ちます。また緑茶やほうじ茶など、日本茶との相性も抜群です。

他にもアイスクリームと合わせてデザートとしても楽しめますし、かんころ餅を小さく切って、おしるこに入れて煮ると、冬の寒い日にぴったりの温かいスイーツになります。大切な人と共に、季節の移り変わりを感じながら、伝統の味わいに触れる贅沢なひとときをお楽しみください。

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