この島「と」あなたをつなぐ。
食から始まる、新上五島町の体験です。

昔から、遣唐使船の寄港地として、
キリスト教徒の新天地として。
多様な文化を受け入れてきた、
上五島の歴史に思いをはせながら、
この島の自然の恵みと、
新しい風を掛けあわせました。
食材の持ち味を最大限に生かした料理に
全国からファンが訪れるイタリアン、
「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフ。
そして、栄養豊富な
五島列島の海流で育った「牡蠣」。
するとほら、上五島の恵みほとばしる、
贅沢なコンフィができました。

奥田政行と牡蠣のハーブコンフィ

牡蠣は、レモンを搾って食べるのが主流ですが、
今回、隠れキリシタンの歴史・遺産・物語の眠る
五島に想いをはせながら味わっていただくために、
ハーブの風味豊かな牡蠣のコンフィ缶を考案しました。

バジルの香りをかげばナポリ、パクチーの香りでアジアを感じるように、
ローズマリー・タイム・マジョラムの香りからヨーロッパ文化、
キリスト教文化も、感じてもらえればと思います。

コンフィ用のオイルにもこだわり、モナコ王室御用達の
 
ヨーロッパを感じるオイル「チェントンツェ」を使用。
シチリア島南西の海沿いの町で作られた、ミネラル分豊富なオイルです。

塩は上五島の海水100%を原料に
伝統製法で作られた「矢堅目の塩」を使用。
上五島の海の塩で、牡蠣を生まれた海の味に戻しています。

ローズマリー
タイム
マジョラム

奥田政行
「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ

1969年、山形県鶴岡市生まれ。
2000年、山形にイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」を開業。
食材のひとつひとつが持つ小さなつぶやきに耳を傾け、その持ち味を最大限に生かすのが得意。
新鮮、シンプル、スピーディー調理を心掛け、身体と心に満足を感じていただける料理を提供している。
イタリアのスローフード協会国際本部主催の「テッラ・マードレ2006」で、世界の料理人1000人に選出される。
スイス ダボス会議 Japan Night 2012では料理総責任監修を務める。「第一回料理マスターズ」受賞をはじめ
数多くの表彰を受ける。
2020年12月、文化庁長官表彰を受賞。

新上五島町の魅力って? と新上五島